デリケートゾーンが痒い

 デリケートゾーンのかゆみの悩みで困っている人は多いようです。デリケートゾーンがかゆいと何かできているのでは?とか感染とかを疑ってしまいがちですが、かゆみの原因は清潔すぎることにあるケースが増えているとか。あなたもデリケートゾーンを神経質に洗いすぎてはいませんか?一旦デリケートゾーンにかゆみを感じると、きれいにしようとして石鹸でごしごし洗ってしまったりしますが実はNGでなんですよ。

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デリケートゾーンのかぶれは蒸れから

 デリケートゾーンがかぶれたりしてかゆいと、つい薬をつけたくなったりするものですが、かゆみの原因も判らずむやみに塗っても効くとは限りません。もともと皮膚の薄い部分ですから外用剤の吸収はとても高いと言えますが、まずは頼らず様子を見ましょう。原因は「蒸れ」にある事が多いので、まずは風通しを良くすることからはじめましょう。下着の中が密閉されたようになり、温度や湿度が上がってしまうと痒くなりがちです。下着の上からコルセットを履いたり、ボディスーツをつけたりした上に、さらにストッキングをはいて過ごしていれば、蒸れてしまうのは当たり前ですね。もしそういう生活ならデリケートゾーンのかゆみがある時にはしばらくやめてみて下さい。できるだけ風通しを良くして肌に新鮮な空気が当たる方が望ましい訳ですね。スキニージーンズのようなものも避けて、下着もピタピタのものではなく、できればトランクスのようなタイプを着用して欲しいところです。オシャレしたい気持ちは当然ですが、改善するまでしばらくのあいだガマンです。

デリケートゾーンの石鹸

 じつはデリケートゾーンがかぶれるのは不潔にしてることが原因と思いこんでしまうと、逆に悪化しかねません。清潔にすれば良いというものではないので、トイレでもウォシュレットなどは使わず拭く際には優しく押さえるようにしてください。痒い時は刺激を与えないようにした方がいいですから、入浴時の石けんの使用も控えた方がいいようです。人の皮膚は本来自浄作用があり、そのうえ良い菌に守られているのですが、ゴシゴシ洗うことで表面の保護膜が傷ついたり、せっけんのアルカリ性分によって菌が死滅したりします。無防備になったデリケートゾーンがさらに刺激を受けやすくなってピリピリとしたかゆみを覚えたり雑菌がついてしまったりすることも考えられます。専用の弱酸性ソープもあるようですが、まずは神経質に洗わずにいてみましょう。体温が上がってもかゆみは強くなりますから、お風呂はさっと入り寝る時もスエットのような通気性のないパジャマで寝ない方がいいでしょう。

デリケートゾーンでも皮膚科?

 デリケートゾーンが蒸れている自覚があるのであれば、日常生活を見直すことで改善されて行くと思いますが、かゆみがいつまでも引かないようなら皮膚科に相談し、きちんと見てもらうことが大切ですよ。レディースクリニックでも大丈夫ですし、勝手にあれこれ思いこまず、あまり恥ずかしがっていると悪化させてしまうかもしれませんから行くと決めたら早めにしましょうね。

デリケートゾーンのかゆみ