金の糸で若返り

 金の糸美容術は、純金(純度99.99%)の約0.1mmほどの細い糸を、真皮部分に入れることで皮膚を活性化させます。肌に入れた純金の糸の効果で、まわりにはコラーゲン繊維が大量に増生するため皮膚が若返り、しわやたるみが改善していくそうです。金の糸をすると個人差もあるそうですが、歳分くらい皮膚の若返りが期待できるんだとか。ゴールデンリフトと呼ばれたりもしていますが、スゴイというか、不思議な美容法ですね。

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金の糸ってどうなの

 金の糸を肌に埋め込むと、周囲の細胞が修復しようとがんばるため、細胞が活性化するので、肌細胞が若返ってくるというのが金の糸の原理なんですね。何本も入れるわけですが、吸収されてしまうことはないので金の糸の効果は10〜15年とかかなり長くほかの若返り法に比較すると、持続力は群を抜いている点でオススメらしいです。また痛みは麻酔をしてしまうのであまり感じないと言う口コミを多く見ましたが、あとの腫れは個人差が出るようでした。挿入する金の糸自体は極細ですが、皮下に挿入しやすくするための吸収性の溶ける糸が、以前は0.2〜0.26mmの太さがあったので、全体としては金の糸美容術は、直径0.3mmほどの縫合用糸としてはかなり太い糸で、顔面を縫合しているようなものでした。ですので金の糸は、いわゆるフェイスリフトなどの切開を伴う美容外科手術ほど直接的な効果が得られるわけではないのに、それと同じくらいの腫れが出てしまう方法だったのですが、最近ではかなり進歩し、術後の腫れもずいぶん軽くなってきたというのが某美容クリニックのお話です。

金の糸の失敗

 金の糸の失敗に多いとされるのは、顔の表面が凸凹した感じになってしまうケースでしょうか。あまりに見た目に問題がある時はヒアルロン酸を注入して調整してたりするとかも別の口コミで読みました。施術時は麻酔で痛くないものの、切れるとしばらくは痛みもあり、腫れの方はかなり覚悟した方がいいようですね。いわゆるこのダウンタイムが長いのは欠点として認識しておくべき内容かと思います。また、身体は体内に入った異物を排出しようとするために、糸が皮膚から出てきたりすることもあるようです。この場合仕方ないので出て来た糸を切ることになります。担当医師の技術でも差はあるようですよ。効果はたしかに出て満足と言う体験談が多くありましたが、料金もかなり高額なのでちょっとエステをするとかのレベルでは考えない方がいいかもしれません。金の糸はそれなりに勇気のいる美容法といえるのではないでしょうか。

金の糸の口コミを読んで

 そもそも金の糸を皮膚に埋めるって発想自体ビックリなのですが、いくら若返れると言っても自分にはちょっと受ける決心ができにくい印象です。おでこのシワとかほうれい線が目立つ方は金の糸をしたあとかなりふっくら感を得られてよかったと思う方が多いみたいですし、わりと効果が長いらしいのもいいのですが、私は年相応の肌のはりで我慢しておきたいという気がしました。やはりこのように、ゴールデンリフトなどの整形美容術は失敗のリスクを躊躇される人が多いのでしょうね。高須クリニックの院長さんなどは、このイメージを払拭する意味で、ご自身で施術を体験され若返りの効果をアピールされているほどです。

金の糸の効果と失敗